ITパスポート「10のギモン」

☑ ITパスポートはどんな資格?

ITパスポートは,情報処理技術者試験の1つであり,経済産業省認定の国家資格です。

ビジネスの中で活かすことができるITの基礎知識を体系的に学び,資格認定することでその知識を証明することができます。

なお,2009年春試験から2011年春試験(特別試験)までで,応募者数は延べ31万人以上,合格者は19万人に上る知名度抜群の資格です。

 

☑ 資格の対象は?

仕事の中でITを利活用するすべての人が対象です。

開発者などITスペシャリストだけでなく,システムを何らかの形で利用するすべてのオフィスワーカーにとって必要なIT知識が身に付きます。

 

☑ 合格基準や合格率は?

合格基準は,全体で正答率60%以上,かつ,3分野(ストラテジ系・マネジメント系・テクノロジ系)の正答率が各30%以上となります。

前身の資格である初級シスアド保持者が多く受験したと思われる初回試験は合格率70%を超えましたが, 以降は,合格率は40%~60%と決して簡単な資格ではありません。

 

☑ 試験実施日は?

2011年秋試験を最後に一斉試験は廃止され,CBT(Computer Based Testing)方式の試験が導入され,試験センターでいつでも試験が受けられるようになりました。

試験センター・予約可能日の詳細は,公式サイトをご確認ください。

 

☑ どんな問題が出るの?

出題形式は,択一(四択)形式で,問題数は100問になります。
試験範囲は大きくストラテジ系・マネジメント系・テクノロジ系の3分野に分かれています。
◆ストラテジ系
ビジネスの基礎知識,経営全般・経営戦略について出題されます。
◆マネジメント系
IT化を進めるに当たり必要なシステム開発の基礎やプロジェクトなどについて出題されます。
◆テクノロジ系
IT技術に幅広い内容を中心に,数学的な基礎理論についても出題されます。

 

☑ どこから手を付ければ良いの?

資格を取得することによって周りからの期待が大きくなります。その期待に応えるためにもきちんとした知識を全範囲身に着けることが大切です。 その意味で,すべての内容をきちんと学習し身に着けることが大前提となります。期待外れの資格ホルダーほど惨めなものはありません。

しかし,これまでの経験によっては,さほど勉強をしなくても十分に知識を持っている人がいることも事実です。
ご自身が,どのように勉強すればよいかは 「学習スタイル診断」で確認してみてください。

 

☑ 効率の良い勉強法は?

キーワードをきちんと暗記できていることが最も重要になります。
講義を受けたり,参考書を読んだあとは,必ずキーワードの暗記をする時間を作るようにしましょう。
eラーニングなど学習順を自由に選べる場合は,最も苦手な範囲から学習し,暗記する期間を長く確保しましょう。

問題集は,単元ごとにまとまっているものを選び,講義の進捗にあわせて練習しましょう。
過去問は,出題順と学習範囲の順序が異なりますから,知識を付けている段階で取り組むのには向いていません。試験直前の1~2週間で過去5回分程度何も見ずに取り組む方が良いでしょう。

 

☑ 独学はむずかしい?

もちろんしっかり時間を掛ければ,独学で合格できます。独学で受ける人が多いのも事実です。
しかし,合格率から見ると,「受験者の約半数は60%正答できていない」状況にあります。
これでも独学で大丈夫とはとても言えません。

前述のとおり,資格は取得後に活用できなければ意味がありません。その観点からも,たとえ独学でもしっかりとした知識を得ておく必要があります。

 

☑ 過去問やるだけで大丈夫?

ズバリ”大丈夫ではありません”。50%前後の合格率がすべてを物語っています。
掲示板などでこのように書いている人がいますが,「開発者で上級資格を持っている人」か,「残念ながら職場でITの知識を活かせていない人」だと思います。

私自身が非IT部門に所属して部門のITリーダーとして働いたことがあり,その時にITパスポート(当時は初級シスアド)の知識が非常に役に立ち,周りからも評価されました。
残念ながら,過去問だけではこのような仕事で活かせる知識を身につけることができません。

 

☑ オススメの教材は?

自分の性格,学習時間や予算にあっていることが最も重要です。
いくら評判の良い授業でも,通うことができなければ意味がありません。

講義については,通学制,通信制(DVD・ビデオ),eラーニングなど様々な形態から選ぶことができます。
それぞれの特徴・メリット・デメリットについては,「受講方法の比較」をご確認ください。

また,書籍については,教科書スタイルのものが1冊,単元ごとにまとまった問題集が1冊は最低必要です。
過去問についてはIPAのホームページで公開していて,解答とともに入手できます。解説が必要な場合は,過去問解説のついた書籍を購入しても良いでしょう。
書籍のオススメは,「オススメの教材」にまとめ,更新していきます。こちらもご確認ください。


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